新潟県上越市の高田本町商店街で2023年4月8日に開かれる「高田本町春のパン祭り」に、市内の菓子店6店のあんこを食べ比べできる「あんコッペ」が登場する。各店自慢のつぶあんを使用したコッペパン6個セットをイベント限定で味わえる。
あんコッペは市内の和菓子職人でつくる「東和会高田支部」が、和菓子店を新たな形でピーアールしようとイベントに合わせて開発。コッペパンは岡村製パン店(寺町2)が、あんこは大杉屋惣兵衛(本町3、5)、竹内泰祥堂(本町4)、紅屋(仲町4)、藤本製菓(東城町1)、笹川菓子店(西城町3)、土肥菓子店(中央2)が用意した。
コッペパンは食べ比べしやすいように長さ約12cmと小ぶりにした。あんこはつぶあんに統一し、約30gずつサンドした。小豆の選定や炊き方、練り方の違いで生まれる各店の個性を味わえる。6個入り700円で、150セット限定。
同支部の会長で大杉屋惣兵衛の宮越雅士さん(50)は「6店の味の違いを一度に楽しめる。馴染みの店に行く方も多いと思うので、これをきっかけに各店の味を知ってもらい、ぜひ店舗に足を運んでほしい」と話している。
県内外から15店集結「高田本町春のパン祭り」
高田本町春のパン祭りには、上越地域をはじめ、十日町市、長岡市、三条市、長野県須坂市から15店が出店。本町3、4、5丁目商店街のアーケード下に各店のブースが設置され、食パン専門店の食パンや、オーガニック素材にこだわったハード系のパン、ケーキなど多彩にそろう。
時間は午前11時〜午後4時。出店時間は店舗により異なり、終日または午前11時〜午後1時の午前の部のみ、午後2時〜同4時の午後の部のみの出店もある。東和会高田支部のあんコッペは、ほっとステーション五番館(本町5)前で午後2時から販売する。詳細は高田本町商店街ホームページで確認できる。