新潟県の上越地域に7店舗を展開するスーパーマーケット「イチコ」(竹内一夫社長)は2023年10月28、29の両日、全店で「京都・関西味めぐり」と銘打ったフェアを行う。京都、大阪、兵庫、和歌山、滋賀といった各地の名店で有名、話題な商品が登場する。
京都、関西で話題のグルメが一堂に集合
フェアでは京都の漬け物、茶、プリンなどをはじめ、大阪の揚げギョウザ、ニラ饅頭といった総菜やコーヒー、兵庫の山椒ちりめんやタチウオの切り身、老舗カフェのシフォンケーキ、和歌山のアユ、滋賀の地ビールなど多彩な商品が並ぶ予定。各地のカップ麺や袋麺、粉ものなども販売される。28日は1日限定で関西各地の駅弁販売も行われる。
京つけもの「大安」が上越初登場
今回のフェアでは、「京つけもの大安」(京都市)が上越地域に初登場する。1902年に創業し、昨年120周年を迎えた老舗で、野菜本来の風味を生かしたこだわりの味わいを提供。漬け込む野菜、調味料はすべて国産を使用しており、1963年以降は「千枚漬」を皇室に献上している。
今回は千枚漬に使われる「聖護院かぶ」の生育が遅れているため、千枚漬は今回の販売には含まれないが、「半割大根」(431円)、「こぶ巻白菜」(735円)、5種類の食べきりサイズの詰め合わせ「ちいさなだいやす」(1070円)などが並ぶことになっている。
イチコの小林和雄常務は「京都、関西のフェアは人気企画。今回初めて取り扱う大安の京つけものをはじめ、各地の人気グルメをこの機会にぜひ味わって」と話している。
店舗によっては取り扱わない商品もあるほか、売り切れ次第終了となる。