大河ドラマ「どうする家康」全国巡回展 上越市の高田城址公園オーレンプラザで9月3日まで

徳川家康を主人公とした放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の全国巡回展(NHK主催)が、新潟県上越市本城町の高田城址公園オーレンプラザで開かれている。写真撮影ができる出演者の全身パネルや衣装のレプリカのほか、撮影セットを体感できるVRコーナーなどがあり、ドラマの世界観を楽しめる。2023年9月3日まで。

高田城址公園オーレンプラザで開催中の「どうする家康」全国巡回展

巡回展は放送中のドラマをより楽しんでもらおうと、4月から全国35か所で順次開かれている。江戸時代中期から明治維新まで6代約130年にわたって高田藩を治めた榊原家の初代康政は「徳川四天王」と称された家康の側近で、ドラマにも登場するなど同市はゆかりがあることから、開催が決まった。

ドラマで使用した衣装のレプリカや小道具などが展示されている

会場のオーレンプラザロビーには、家康役の松本潤さん、織田信長役の岡田准一さん、豊臣秀吉役のムロツヨシさんの全身パネルや、松本さんと岡田さんがドラマで使用した衣装のレプリカや書状などの小道具、主な出演者22人のサイン色紙などが並ぶ。撮影で使われた浜松城下や京都の街並みのセットを見学できるVRや、来場者に向けた主演の松本さんのメッセージ映像もある。巡回展は26日から始まり、1日約400人が来場しているという。

写真撮影ができる松本さんらの等身大パネル

松本さんのファンで愛知県岡崎市で開催された特別展にも出かけたという新潟市のバレエ講師の女性(66)は「新潟の巡回展の会場はゆかりがある上越だろうと予想していたので、見学に来た。特別展に比べれば展示は少ないけれど、その分ゆっくり何度も見られる」と話していた。

入場無料。時間は午前8時30分から午後5時まで。午後5時から同10時まではVRとメッセージ画像、サイン色紙以外は見学することができる。

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