ボートのエンジンかからず救助要請 群馬県の釣り男性2人 けがはなし

上越海上保安署によると2023年8月29日午前11時15分、新潟県上越市の直江津港沖でプレジャーボートに乗って釣りをしていた男性から、「バッテリーの容量不足でボートのエンジンがかからなくなったので助けてほしい」という旨の118番通報があった。同署の巡視艇たつぎりが出動し、ボートをえい航して同日午後3時に直江津港に着岸した。乗っていた2人にけがはなかった。

ボートに乗っていたのは、いずれも群馬県沼田市在住で68歳と71歳の無職男性。同日午前5時頃に上越市のマリーナを出港して釣りをし、関川河口沖約6.5kmの地点から帰港しようとしたところ、バッテリーが上がりエンジンがかからなくなったという。

2人が乗っていたボートは長さ約5.7m、幅約2.3mで、当時の天候は晴れ、北西の風3m、波10cm、気温35度だった。

救助されたプレジャーボート(上越海上保安署提供)

ボートが故障した地点付近