“初採り”のみを使った上越産枝豆あんの「水まんじゅう」 大杉屋惣兵衛で限定販売

新潟県上越市の老舗和菓子店「大杉屋惣兵衛」は2023年7月23日、上越産の枝豆「湯あがり娘」の“初採り”のみを使用した水まんじゅうを限定発売した。初採りならではの香りと濃い色、甘みが凝縮された枝豆を、涼しげな和菓子で堪能できる。

湯あがり娘の初採りのみを使った大杉屋惣兵衛の「枝豆あんの水まんじゅう」

「湯あがり娘の枝豆あん水まんじゅう」は2021年から販売。同市下百々の農園「ほーりーふぁーむ」(堀口典幹代表)が栽培した枝豆を塩ゆでしてペースト状にし、自家製の白あんと混ぜ合わせ、くず粉を使った半透明の生地で包んだ涼菓だ。

今年は市内3店舗のうちの一つ、お馬出し店(本町3)の斜め前に、4年ぶりに高田祇園祭のみこしを安置する「御旅所」が設置されることから、復活を祝い、初採りのみを使った限定品を発売した。昨年までは農園から随時届けられる枝豆をペースト化して冷凍保存し、8月に入ってから水まんじゅうにして提供していたが、湯あがり娘は爽やかな香りが特徴の品種で初採りは特に香りが強いことから発案したという。

見た目も涼し気で暑い夏にぴったり

同店の宮越啓子さんは「初採りは塩ゆですると工場に枝豆の香りが充満するほど。初採りならではのぎゅっと詰まった味と香りを楽しんでほしい」と話している。

1個216円で限定300個。日持ちは5日間。初採り商品は数量限定だが、通常の枝豆あん水まんじゅうは9月頃まで販売予定。地方発送も受け付けている。

いずれもお馬出し店、本店(本町5)、エルマール店(西本町3)で販売。お馬出し店は高田祇園祭の宮入りと大民踊流しに合わせ、7月24、25の両日は午前10時から午後9時まで営業する。問い合わせはお馬出し店025-525-2501

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