経営破綻した新潟県上越市中田原の「みながわ製菓」の主力商品で、全国に熱烈なファンがいた「とうがらしの種」「わさびの種」などの米菓が、長岡市の「越後製菓」から全国発売されることになった。発売日は2017年2月20日。
いずれも越後製菓が、みながわ製菓から商標を譲り受けて再発売する。
種シリーズは1986年発売のヒット商品「とうがらしの種」を始め、「わさびの種」「三椒の種」の3種類。とうがらしの種はピーナツ入りのスリムパックも発売する。また、善光寺大門町の「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子を使った「七味とうがらし煎餅」も発売する。
越後製菓は「全国に熱心なファンがおり、“お待たせしました”という商品」と意気込む。商品については「原料米は国内産100%とした。たれのレシピは基本的にみながわ製菓と同じだが、食味や食感を改善した」と話す。パッケージデザインも基本的に同じ。
種シリーズは80g入りで、参考小売価格は各210円。とうがらしの種(50g、ピーナッツ入り)のスリムパックは120円、七味とうがらし煎餅(7枚入り)は210円。
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