北陸新幹線開業から3年 待望の「アパホテル上越妙高駅前」が開業

上越妙高駅東口に2018年7月2日、アパホテルのフランチャイズとして地上10階建て、161室の「アパホテル上越妙高駅前」が開業した。地元関係者らは「北陸新幹線の開業から3年。ようやく駅前にホテルができた。早く活気が出てほしい」と期待している。来年には西口にも2棟のホテルが開業する予定で、温浴施設やマンションなどもできる見込み。

上越妙高駅東口にオープンした「アパホテル上越妙高駅前」
アパホテル・外観1

ホテルは東口から徒歩1分の立地にあり、鉄骨造り地上10階建て。アパホテルとしては281番目の開業で、FCでは42番目。客室はシングル127室、ダブル16室、ツイン18室の計161室。アパホテルの「新都市型ホテル」の標準仕様で、無料Wi-Fiや50型以上の大型液晶テレビなどを備えている。

デラックスツイン(寝室)
デラックスツイン

妙高山を望むダブルルーム
アパホテル・ダブルルーム

大型テレビを備えた大浴場
浴場2

館内には宿泊者が無料で利用できる人工温泉の大浴場、露天風呂のほか、会議室(1時間3,240円)などがある。一般客も利用できる1階のグリルレストラン「燈-AKARI-」(32席)は、妙高市産コシヒカリを使用し、ステーキをメインにしたコース料理や、スパゲッティなどのアラカルトメニューを用意している。

初日に開業披露式典 関係者でテープカット

田中社長、元谷社長ら関係者によるテープカット
アパホテル・テープカット

2日は開業披露式典が開かれ、テープカットが行われた。ホテルを運営する「MSK」の田中正人社長は「露天風呂付き大浴場や会議室のほか、駅から雨や雪に濡れることなく雁木を通って直接ホテルに入れるのも特徴。客の要望に120%応えられるようにしたい」と述べた。

アパグループの元谷一志社長は「アパリゾート上越妙高で開催中のアパリュージョンとの連携を図り、相乗効果を期待している」と述べた。ホテルから会場までの無料送迎バス(宿泊者、ゴルフ利用者限定)も運行する。

地権者らでつくる駅周辺地区商業地域土地利用促進協議会の高島信雄協議会長は「3年かかって、ようやくホテルが目に見える形で開業し、駅前らしくなった。人が行き来してにぎわいが出てくれば、飲食店なども活気づく」と期待を寄せた。

開業記念で12月末まで宿泊割引

開業記念として2018年12月末まで、シングル1泊13,000円〜を5,800円〜、ツイン1泊15,000円〜を8,800円〜の割引料金で宿泊できる。

アパホテル上越妙高駅前
所在地 新潟県上越市大和5丁目5街区1画地
駐車場 41台(1泊500円)
電 話 025-527-5810
公式サイト https://www.apahotel.com/hotel/kousinetsu/joetsumyoko-ekimae/

アパホテル上越妙高駅前