長野県の8歳女児溺れる 上越市大潟区の鵜の浜海水浴場

新潟県上越市大潟区九戸浜の鵜の浜海水浴場で2020年8月2日午後3時20分頃、長野県下高井郡山之内町から海水浴に訪れた女児(8)が溺れ、救急搬送される事故が発生した。上越海上保安署によると、女児は近くにいた父親が発見した当時、意識がなく息もしていなかったが、救助後すぐに意識を取り戻し、上越市内の病院へ搬送された。女児は「浮き輪から外れ、足がつかなくなった」と話しているという。

女児が溺れたのは同海水浴場の約1〜2m沖で水深約120〜130cm。女児は家族5人と友人の家族4人で同海水浴場を訪れ、同日午後1時頃から海水浴を始めた。同3時20分頃、女児が浮き輪とシュノーケルを付けて海に入るのを父親が確認。1〜2分後、女児が浮き輪の傍らでうつ伏せの状態で浮いているのを父親が発見し、救助した。

同署によると、女児は今日3日に退院する予定。事故当時の天候は晴れで、風はほとんどなく、波の高さは50cmで穏やかな状態だった。

今年6月には糸魚川市の海川河口付近で釣り人が海に転落する事故があり、同署では注意を呼び掛けている。