新潟県上越市の高田公園で開催されている「高田城百万人観桜会」は2016年4月9日、満開後初めての週末を迎えた。この日は天候に恵まれ、会場は満開のソメイヨシノを一目見ようと訪れた人たちでにぎわった。
会場は家族連れやカップル、グループなどで大にぎわい。スマートフォンで桜の写真を撮影したり、露店で飲食をするなど、それぞれの楽しみ方で観桜会を満喫していた。
上越観光コンベンション協会によると、関川中央橋右岸の第1駐車場は午前10時には満車となり、その後も各地の駐車場で満車が相次いだ。
新潟地方気象台によると、上越市高田では、午後0時1分に最高気温22.5度を記録した。歩くと汗ばむ陽気となり、上着を脱いだり、袖をまくる花見客の姿が目立った。アイスクリームやドリンク類を扱う露店では、長蛇の列が出来上がっていた。
親戚4人で観桜会へやって来た富山市の男性(78)は「高田公園の観桜会には初めて来た。桜吹雪が実にきれいだ」。部活仲間と訪れていた長野市の男子大学生(19)は「出店が多くて、とてもにぎやか。夜桜を見るのが楽しみ」と話していた。
観桜会の会期は4月17日まで。