イノシシ避けの電気柵機材盗まれる 上越市安塚区

新潟県上越市は2020年7月13日、安塚区坊金地内で設置していたイノシシ侵入防止用の電気柵機材が盗難被害に遭ったと発表した。被害に遭ったのは電気柵に電流を流すための主電源装置であるパワーボックス1台、パワーボックス用スタンド1個(被害総額計1万5603円)。

発表などによると12日午前6時半頃、坊金地内に設置していたイノシシ侵入防止用の電気柵機材がなくなっていることを農地所有者が発見。上越警察署安塚幹部交番へ通報した。翌13日、同町内会長から同市へ連絡があり、市が現地調査を行った結果、機材が盗難されたことを確認した。

電気柵は、農作物に被害を与えているイノシシなどの鳥獣類を捕獲するために同市鳥獣被害防止対策協議会が設置していた。

盗難被害を受け、市では市内13区の防災行政無線などを活用し、市内全域に注意喚起を行うとともに、電気柵の点検や、異常があった場合の報告を周知した。