駅弁頂点に輝いた二つを一つに ホテルハイマート「二大将軍弁当」18日発売

新潟県上越市中央1のホテルハイマートは、駅弁の頂点を一般投票で決める「駅弁味の陣」(JR東日本主催)で、最高賞の「駅弁大将軍」に選ばれた「鱈めし」と「さけめし」を一つにした「二大将軍弁当」を2020年7月18日に発売する。

左側に鱈めし、右側にさけめしが入った「二大将軍弁当」 20200713ハイマート二大将軍弁当発売

「駅弁味の陣」は、駅弁の魅力を発信し、観光や地域産業を活性化しようと毎年開催されている。第1回の2012年には、棒ダラの甘露煮や大ぶりのたらこが入った同社の「鱈めし」が、19年には銀サケのほぐし身とイクラのたまり漬けが乗った「さけめし」が最高賞を受賞した。

今回は、二つとも食べてみたいという客の声が多かったことと、新型コロナウイルスの影響で急落した駅弁需要の喚起を図ることから、二つの大将軍を一度に味わえる弁当を製造した。

「二大将軍弁当」は、漬物を入れた中央の容器で仕切られ、左側に鱈めし、右側にさけめしが詰められている。おかずは品数はそのままで、半分より少し多い量に調整。両弁当共通の塩昆布の炊き込みご飯は、合わせて1人前となっている。

山崎知夫統括部長は、「量を抑えつつ、お得な弁当を社員皆で意見を出して作った。コロナの時期に発表すべきか迷ったが、動いていなかった経済を動かしていきたい。地元の方や、うちの駅弁を食べたことがない方にも食べてもらえたら」と話している。

価格は税込み1600円。同ホテルフロントと、ホテル前のドライブスルー、上越妙高駅内「駅弁山﨑屋」で、18日午前10時から販売する。問い合わせ、予約は同ホテル025-543-3151

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