フルサットに上越信金と日本公庫が協調融資へ 上越妙高駅前開発

=2015年11月12日=

上越信用金庫と日本政策公庫高田支店は、上越妙高駅西口でコンテナを活用した商業施設「フルサット」の展開を進めている北信越地域資源研究所(上越市大和、平原匡代表)に協調融資する。

融資額は6000万円。近く正式決定する見通しで、資金はコンテナの設置費用やテナント誘致などに充てられる。

フルサット
フルサット

同社は駅前の扇型の民有地1650平方mを借り、コンテナを活用した商業施設の展開を進めている。今年6月に、40フィートコンテナ一つを設置し、事務所兼貸し会議室などのシェアオフィス事業を始めた。今後、さらにコンテナを設置する。和菓子店やラーメン店が入居する計画があるほか、飲食、物販などさまざまなジャンルのテナントを募る。

今年3月に開業した新幹線駅周辺でオープンした商業施設はフルサットのほかは、レンタカー店とマンション、コインパーキングだけ。ほとんどが更地で開発が進んでいない。

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