中門前の水路に昔懐かしい水車式サトイモ皮むき機

新潟県上越市中門前の水路に水車式のサトイモ皮むき機が回っている。近所の男性(60)が自作したもので、カラカラと回転する様子はどこか昔懐かしさを感じさせる=写真=

写真①20181109自作の里芋皮むき機

男性の家族が里芋を栽培しており、皮むきが大変なことから、昔水路でよく目にしたサトイモ皮むき機を作ることを思いついた。水車は直径約40cm。円筒状の水車の内側には数cm間隔で竹板が固定されている。

水路に設置すると、水流の力でクルクルと回転し、中に入れたサトイモの皮が15分ほどでむける。現在、サトイモの収穫期真っただ中。水路に皮むき機が回る情緒漂う雰囲気もさることながら、きれいにむけることもあって、近隣住民に「貸してほしい」と頼まれることもあるという。

15分ほどできれいに皮がむける
写真②20181109自作の里芋皮むき機

男性は「50代以上の人なら水路の皮むき機を見たことがあるはず。昔こんなのがあったなと思い出す」と話している。