新潟県上越市の上越妙高駅西口に2018年11月15日、天然温泉の「釜ぶたの湯」がオープンする。上越妙高駅周辺では、コンテナを使った複合商業施設「フルサット」や、マンション、ホテル、レンタカー店、葬儀場が開業しているが公衆浴場は初。
場所は西口の市営駐車場や来年8月オープン予定のビジネスホテル「東横イン」の向かい側で、駅から徒歩2分の“駅前温泉”。同じ西口エリアに来年3月完成予定の分譲マンション「ポレスター上越妙高駅前」やコインパーキングを運営する飛田観光開発(上越市中田原、飛田尚文社長)が開発、運営している。同社は2016年から温泉掘削に着手し、開業にこぎつけた。
温泉は地下1500mからくみ上げたナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉で、肌の古い角質を落とす効果があるという。館内設備は男女別に地元産の杉材を使った内風呂、サウナ、低温ソルトサウナ、露天風呂があり、体や足つぼをもみほぐす「ほぐし処」もある。
柏野幸彦店長は「駅も近く旅行者の皆さんにお楽しみいただけるほか、笑顔が集う駅前温泉として地域コミュニティーの一役になれれば」と話している。
オープン初日の15日は午後1時からのセレモニー終了後に開館する。15、16の両日は入浴料無料のほか、各日先着500人にタオルなどの記念品がプレゼントされる。
料金は大人420円、小学生140円、幼児70円、入浴とサウナ利用は大人600円。タオルレンタルは110円。営業時間は午前9時〜午後11時(最終受付午後10時30分)。年中無休。運営会社は異なるが同市下門前の「門前の湯」と姉妹店で、ポイントカードを共通利用できる。駐車場150台。
◇「釜ぶたの湯」ホームページ http://hidakk.co.jp/kamabutanoyu/