2018年6月にリニューアルオープンした上越市立水族博物館「うみがたり」。目玉のバンドウイルカによるパフォーマンスは、夏季は日本海を展望できる屋上の「イルカスタジアム」で開催してきたが、11月1日からは内容を一新し、「アート・オブ・ドルフィン」と題して水中で実施する。10月30日、水中パフォーマンスが報道陣に公開された。
冬季は水中パフォーマンス
夏季は日本海と一体となって見える屋上3階の「イルカスタジアム」でジャンプなどのパフォーマンスを開催してきたが、冬季は日本海の厳しい風雪にさらされることから、水中でショーを実施する。観客は屋内2階の「イルカホール」で、自然光が差し込む幻想的な水槽内のパフォーマンスを楽しめる。
水中ショーは1回15〜20分。高さ約4m、幅約10mのアクリルガラス越しに楽しめる。バンドウイルカ2頭とトレーナー2人が音楽に合わせて回転したり、高速で泳ぎ回ったりするパフォーマンスを披露。また、イルカの生態などを伝えるクイズのほか、観客によるハンドサインでイルカが回転したり首を振ったりする、イルカと観客のガラス越しのコミュニケーションタイムもある。
櫻健太郎館長は「優雅な水中パフォーマンスが一押し。冬も楽しい水族館になっているので、ぜひともお越しいただきたい」と話している。
冬期の水中パフォーマンスは、11月1日から来年2月末まで。平日は1日3回、土日曜と祝日は4回開催する。また、11月から開館時間が短縮され、午前10時から午後5時30分(最終入館5時)までとなる。
◇詳細はうみがたり公式サイト http://www.umigatari.jp/joetsu/