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「歯舞」が読めた人も、この上越の地名が読めないと恥ずかしい?

4年前

北方領土の一つである「歯舞(はぼまい)」が読めなくて、閣議後の記者会見で赤っ恥をかいた沖縄北方担当大臣がいた。だが、新潟県上越地域に住んでいて、読めない地名があるのも、恥ずかしいことではないだろうか。

上越・妙高地域の難読地名「ベスト10」を、上越タウンジャーナルの独断で挙げてみた。

上越市清里区の新井柿崎線沿いにある「武士入口」のバス停
2016-02-13武士バス停S

1位

武士」(もののふ) 上越市清里区

*直接関係はないが、ももいろクローバーZのファンのことを「モノノフ(武士)」と呼ぶ。

2位

美守」(ひだのもり) 妙高市(旧新井市)
美守」(ひだもり) 上越市三和区(旧村名)

*平安時代中期に作られた辞書「和名抄」には「越後国頸城郡夷守ひなもり郷」とある。
*旧三和村は、1955年に上杉村,美守ひだもり村、里五十公野さといぎみの村の3村が合体して発足した。現在、上越市三和区では「美守小学校」「美守郵便局」などに呼称が残っている。

3位

小出雲」(おいづも) 妙高市(旧新井市)

*北国街道と飯山道の分岐点。上越市中郷区に「越後見納め小出雲坂よ。ほろと泣いたを何時忘られよ」とうたわれた北国街道の小出雲坂がある。

4位

上昆子」(かみびりこ) 上越市牧区
下昆子」(しもびりこ) 上越市牧区

*小林存は「県内地名新考」で、「蛭子尊ひるこのみこと、すなわちえびす神社の氏子であろう」としている。

5位

虫生岩戸」(むしゅういわと)  上越市

*江戸時代中頃までは、虫生村と岩戸村に分かれていた。

6位

葎生」(もぐろ) 妙高市(旧妙高村)

*縄文時代の葎生遺跡がある

7位

小局」(こつぼね) 妙高市(旧新井市)

*昔、後堀河天皇の中宮が皇子をもうけ、事情あって都落ちし、ここに庵を建てて隠れ住んだと伝えられる。その庵を「御局」と呼んでいたが、都への遠慮から「小局」と呼ぶようになったとされる。

8位

上百々」(かみどうどう) 妙高市(旧新井市)
下百々」(しもどうどう) 上越市

*「上百々」「下百々」とも、近代まで「百々村」だった。紛らわしいので、明治時代に上と下を付けたもの。柳田国男の「地名の研究」によると、ドドウやドドメキは「水の音を形容した地名」で、全国に点在しているという。

9位

東雲町」(しののめちょう) 妙高市(旧新井市)
東雲町」(とううんちょう) 上越市

*上越市高田地区の栄町(さかえまち)と、直江津地区の栄町(さかえちょう)、妙高市の栄町(さかえちょう)も分かりにくい。

10位

小蒲生田」(こかもだ) 上越市浦川原区

*室町時代に大蒲生田村から分村したと伝えられる