上越商工会議所の新会頭に高橋信雄氏 19年務めた田中弘邦会頭は勇退

上越商工会議所は2016年10月11日、臨時議員総会を開き、次期会頭に高橋信雄副会頭(65)を選任した。19年にわたって務めてきた田中弘邦会頭(89)は今月末の任期満了で退任する。高橋新会頭の任期は11月1日から3年間。

臨時議員総会であいさつする次期会頭の髙橋氏
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高橋氏は上越市出身で立教大学経済学部卒。高助合名会社代表社員、上越木材興業社長、くびき生コン社長で、2007年から副会頭を務めている。

役員の改選にあたり、同商工会議所では8月に会頭選考のための委員会を設置。業種ごとの部会に意見を聞き、名前が挙がった候補者全員に意思確認を行うなどして選考した結果、全会一致で髙橋氏を選んだ。

田中会頭は1997年11月、前任者が任期途中で退任したのを受けて就任し、7期19年間会頭を務めてきた。高橋氏は同商工会議所3代目の会頭となる。

臨時議員総会で次期会頭に選任された高橋氏は「現会頭のように豊富な経験も知識もないが、上越唯一の総合経済団体である上越商工会議所の先頭に立って務めていくので、皆様の絶大なる支援をお願いしたい」とあいさつした。

副会頭は会頭が選び、10月25日の臨時議員総会で選任される。