直江津港のスクラップ置き場で火災 黒煙上げ2時間半燃える

2015年11月13日午後4時7分、新潟県上越市の直江津港中央ふ頭西側のスクラップ置き場で火災が発生。2時間半以上燃え、同6時46分に鎮火した。

上越警察署によると港の船舶代理店の従業員が山積みされたスクラップ上部から火があがっているのを発見。110番通報した。

現場は佐渡汽船にほど近いふ頭。出火当時、現場付近は黒煙が立ち込めた。下校途中の小学生たちが口をハンカチで押さえながら歩く姿も見られた。

煙を上げて燃えるスクラップ(午後4時30分過ぎ撮影)
ふ頭スクラップ火災1

現場近くに住む女性は「高田からバイパスで帰ってきたが、直江津方面が煙で真っ黒だった。びっくりしました」と話していた。

この火災でけが人はない模様。同署によるとスクラップは直径約30m、高さが約5、6m。輸出用にふ頭に保管中のものだという。上越消防や同署で出火原因を調査中。