ミニスカ風の羽織姿で「ミソガール」上越初見参

日本の伝統調味料、みその魅力を世界に発信している「ミソガール」が2015年11月14日、新潟県上越市土橋の市民プラザで開かれた「2015食育フォーラム」に登場した。ミニスカ風の羽織、前で結んだ帯、足元はブーツ、頭の上には汁椀の飾りという奇抜なスタイルで、お湯を注ぐだけで本格的なみそ汁になる「みそまる」づくりを指南した。

ミソガールが「みそまる」作りを指南した
みそまる体験会2

ミソガールは平均年齢20代半ばの約30人で構成。上越地域初登場となった同フォーラムには、ミソガール代表で、情報紙「ジャパン味噌プレス」編集長も務める藤本智子さんと、谷田部美亜さんの2人が駆け付けた。

彼女らがピーアールしたのが「みそまる」。みそに好みのだしや具材を混ぜて団子状に丸め、ラップフィルムに包んだもの。藤本さんが2年前、戦国時代の携帯保存食「みそ玉」をベースに考案した。お湯を注ぐだけで手軽にみそ汁ができ、冷蔵で2週間、冷凍すれば1か月間の保存も可能だ。アーモンドやアオサ、とろろ昆布などでコーティングすれば、プレゼント用にもなるという。

トッピングやコーティングすればプレゼント用にもなる「みそまる」
藤本さん

フォーラムで使用したみそは、上越市内の杉田味噌醸造場、丸久味噌、山本味噌醸造場、あおき味噌、町田醤油味噌醸造場の5商品をブレンドした。ミソガールの2人が、家族やグループごとにみその丸め方などを丁寧に指南。「忙しい朝や、お弁当にもお薦めです」などと説明した。参加者は甘エビ、アオサ、切り干し大根、ワカメ、麸などを使用した「上越ご当地みそまる」を作り、持ち帰った。

藤野さんは「みそまるは、愛情を込めて作ることでおいしさが増します。みそは免疫力が増し健康づくりに欠かせません。おいしい上越のみそを楽しんで」とピーアールしている。

みそまるの作り方(10個分)

◇材料

  • みそ 150~180g
  • だし 顆粒5g、または焼いて潰した鰹節やいりこ10g
  • 具材

◇作り方

  1. みそとだし、小さくカットした好みの具材を混ぜ合わせる
  2. 丸めて団子状にする
  3. ラップフィルムに包んで完成

上越ご当地みそまる

◇「甘エビとアオサ」
材料/甘エビ、アオサ、麸、白ネギ

◇「切り干し大根とユズ」
材料/切り干し大根、油揚げ、ワカメ、九条ネギ、ユズ

↓ミソガール公式サイト
http://miso-girl.com/