新潟県上越市の高田公園で2018年7月21日、「上越蓮まつり」(同実行委員会主催)が始まった。外堀一面に咲く薄ピンクや白色のハスの花は今が見頃。8月15日までの会期中、週末を中心に多彩なイベントが行われる。
高田公園のハスは、明治維新直後の高田藩の財政難を打開しようと、明治初期に戸野目の大地主が植えたのが始まりとされ、約19haの外堀を埋め尽している。今年は蓮まつりの開幕にあわせるかのように外堀全体で見頃を迎えている。
緑色の大きな葉が掘に広がり、夏空に向かって真っ直ぐに伸びた茎の先に咲く薄ピンクや白色の花は、連日の猛暑の中でもすがすがしさが感じられる。初日は午前中に最高気温35.1度を記録し猛暑日となったせいか、人出はまばらだった。
ハスは8月上旬頃までは楽しめるという。
会期中は土、日曜を中心にハスをテーマとした物産展やボランティアガイドによる無料観光案内、高田本町商店街の早朝開店などが行われる。
7月21日にリニューアルオープンした市立歴史博物館のカフェ・ミュージアムショップは28日以降の会期中の土日は午前6時30分から早朝営業を行う。
▼上越蓮まつりのページ
http://joetsukankonavi.jp/hasumatsuri/