次期衆院選への立候補を予定している民主党新潟6区総支部長、梅谷守氏の後援会発足式が2015年11月15日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。維新の党との合流を視野に民主党解党を申し入れる意向とされる民主党の細野豪志政調会長がゲストとして出席し、その発言に注目が集まった。
梅谷氏は、かつて細野氏の政策秘書をつとめており、昨年の総選挙前にも細野氏が梅谷氏の応援に駆け付けている。
後援会発足式には支援者ら約700人が集まった。梅谷氏は地域の課題から安全保障をめぐる問題などについて語り「夢ある地域づくり、感動を世界に与える日本づくりをさせてください」と来年夏の衆参同日選挙を視野に支援を呼び掛けた=写真=。
続いて細野氏が記念講演した。
講演後、細野氏は記者団に対し「自民党に代わり得る旗をしっかり立てて、同じ考えの人を糾合していくことが必要だ」と持論を述べたが、民主党解党など具体的な点については「さまざまな議論をしている。まずは岡田(克也)代表にしっかり伝えてから発信したい」と述べるにとどまった。地方組織への影響については「それぞれの地方から随分いろいろな声が出ていて、しっかり受け止める必要があるが、大きな方向性として自民党に代わり得る旗をたてて結集しなければならない」と繰り返し強調した。また、共産党との選挙協力については「我々の党とは理念が大きく違い選挙協力はやるべきではない」と明言した。