=2015年9月8日=
上越教育大学の教員有志がこのほど、「『安全保障関連法案』の強行採決に反対する上越教育大学有志の会」を結成した。2015年9月5日、安保法案の廃案を求める声明を発表し、ウェブサイトで賛同する市民らの署名を求めている。
内藤美加教授、堀健志准教授、辻野けんま准教授が発起人となり、賛同する教員や元教員に呼び掛け、8月下旬に賛同者からメッセージを募り、それをもとに声明文を起案した。約160人の教員のうち、約20人が賛同している。
上越教育大学有志の会のサイト(クリックすると別ウインドウでサイトが開きます)

声明文は「私たちは、子どもたち、学校教師、学校教師を目指す人たちを含むすべての人たちに向けて呼びかけます」という一文から始まり、立憲主義や民主主義、憲法、戦争と平和、大学の使命などについて丁寧に説明した上で、安保法案への反対を表明している。起案に関わった堀準教授は「子供にも分かるメッセージにしたかったので、民主主義の前提などから説き起こした」と話す。
ウェブサイトに声明文を掲載しているほか、賛同者の一覧やメッセージを掲載している。また賛同する人は同大学関係者でなくても署名し、メッセージを寄せることができる。同会では多くの市民の署名を呼び掛けている。
↓上越教育大学有志の会のサイト
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