新潟県妙高市猪野山の「道の駅あらい」東側拡張エリアに、県内の道の駅で初めて24時間利用可能な授乳室やおむつ交換台をはじめ、多目的トイレ、屋根付き駐車場、道路状況が確認できる大型モニターなどを備えた最先端トイレが2020年7月23日、供用が開始された。7月11日にプレオープンした農業振興施設「四季彩館みょうこう」などと合わせ同日グランドオープンを迎えた。
トイレの外観はモノトーンの落ち着いた色調で、正面は全面ガラス張り。中に入ると広い休憩スペースがある。正面には大型モニターが4台並び、リアルタイムで上越地域の道路状況が確認できる。まるでカフェのような明るくゆったりした空間になっている。
施設を整備した国道交通省高田河川国道事務所によると、24時間利用可能な授乳室やおむつ交換台を備えた専用ルームは県内の道の駅で初めて。バリアフリーに配慮した多目的トイレや、男女別のトイレ内にもおむつ交換台、ベビーチェアなども備えている。
施設正面には障害者や妊産婦を対象とした屋根付きの「おもいやり駐車場」があり、隣接して屋根付きのチェーン脱着場(4台分)もある。
オープン式典で同事務所の堀尚紀所長は「四季彩館みょうこうと連携し、地域情報の発信や安全かつ円滑な交通の確保に寄与したい」とあいさつした。