飲酒し海水浴中の33歳男性溺れる 上越市西ケ窪浜

2020年8月13日午後3時40分頃、新潟県上越市西ケ窪浜で海水浴をしていた同市在住の会社員の男性(33)が溺れ、市内の病院へ搬送された。上越海上保安署によると、男性は妻に救助された際、意識はあるものの海水を大量に飲んでいたため会話ができる状態ではなく、市内の病院に入院することになったという。命に別条はない。

男性は西ケ窪浜の第2突堤と第3突堤の間で浮き輪をつけて泳いでいたが、波打ち際から約30m沖合いにある消波ブロックに浮き輪を置いて休んでいた際に、風で流された浮き輪を取りに行こうとして溺れたという。砂浜にいた男性の妻が異変に気づき、浜まで運び救助した。

男性はこの日、家族や友人ら計11人と浜を訪れ、午後1時頃からバーベキューをして、同3時頃から海水浴を始めた。男性は飲酒していたという。

同署は「西ケ窪浜は遊泳禁止ではないが海水浴場ではないので、監視員もおらず安全が確保されていない。飲酒後の遊泳は、判断も鈍り危険なので控えてほしい」と話している。

男性が溺れた現場付近(2020年8月13日午後6時45分頃)
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現場の位置