29日まで期間限定「雪室グルメフェア」 上越市内飲食店33店舗で特製メニュー

雪室で貯蔵、熟成した食材を使った特製メニューを新潟県上越市内の飲食店などで提供する「雪室グルメフェア」が2020年2月1日から始まった。各店が雪室食材の特性を生かしたオリジナリティーあふれるメニューを味わうことができる。会期は2月29日まで。

「雪室推進プロジェクト」(松木成徹代表)が企画。雪室で貯蔵、熟成した食材の味や魅力を広く知ってもらおうと行われており、7回目を迎えた。

今回は計33店舗が参加。昨年11月から15店舗で「雪むろ酒かすラーメン」が提供されているが、2月1日からはラーメン以外の18店舗でカレーやグラタン、定食、スイーツ、スープ、サンドイッチなどが新たに登場している。18店舗のうち、新規参加店舗は5店舗。

同プロジェクトによると、雪室で貯蔵した食材は甘みが増し、程よく熟成して味がまろやかになるなどの効果があるという。今冬は記録的な少雪だが、雪だるま財団によると安塚区の雪室には昨冬の雪がまだ残っており、例年通りの安定した貯蔵環境を保っているという。

今回、初参加のうちの一つ、本町3のぶらんカフェ(大澤理恵店長)は「雪室野菜の雪だるまカレー」(820円)を提供。雪室貯蔵のタマネギ、ニンジンを煮込んだカレーにかわいらしい雪だるまに見立てた白米をのせた。店で人気のカレーをベースにしており、見た目に反してピリッと辛い大人味。大澤店長は「この機会に自慢のカレーを味わってほしいです。高田の町を楽しんで」と話している。

ぶらんカフェ(本町3)の「雪室野菜のゆきだるまカレー」
20200201雪室グルメフェアよこ

提供時間は午前11時から午後5時まで。月曜定休。期間中、雪室メニューを参加店で3回食べると各店で使用できる2000円の食事券が抽選で30人に当たるスタンプリーも実施する。フェアの問い合わせは高田本町まちづくり025-522-3415。

▼雪室グルメフェアの公式サイト
https://yukimuro.jp/gourmetfair/