2022年3月5日午後3時過ぎ、新潟県上越市本町6で突風が吹き、元商店のトタン製の外壁が飛ばされ、本町通りを塞いだ。上越警察署によると、けが人はいない。
突風で飛ばされたトタン製の外壁が本町通りを塞いだ(5日午後3時半頃撮影)
突風被害があったのは、本町通りに面した旧「金谷金物硝子店」。南側の外壁がはがれて道路を塞ぎ、一時通行止めになった。現場は商店や企業がある高田地区中心市街地のメイン通りで、突然の出来事に騒然とし、住民らが消防署員と散乱したトタンや木材などを片付けていた。
建物は2月から空き家になっており、元住人の親族は「近隣住民から連絡があり慌てて来た。明治元年の建物なので、いつかは取り壊さなければと考えていた」と話した。
近くに住む女性は「家にいたら突然ものすごい音がして、すぐに外に出たらトタンが道を塞いでいた。とにかくすごい音だった」と驚いた様子だった。
新潟地方気象台によると、同市高田で同日午後3時7分に西北西の風で最大瞬間風速25.0mを記録した。