ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する市民団体のスタンディング活動が2022年3月5日、新潟県上越市下門前のかに池交差点で行われた。参加者は青と黄色のウクライナ国旗に見立てたプラカードに「NO WAR」などと書いて掲げ、抗議の声を上げた。
上越九条の会、新日本婦人の会上越支部、市民連合・上越などが主催。参加した約50人(主催者発表)はそれぞれに「ウクライナに平和を」「ロシアは侵略やめろ」などと書かれたプラカードや横断幕を手に抗議した。交代にマイクを握り、「侵略は断じて許されない」「人ごとではない」「日本がロシアのようにならないように憲法9条を守る」などと訴えた。
新日本婦人の会上越支部の渡辺寿子支部長(62)は「どんな理由を付けても戦争をするなんてありえない。ウクライナの子供たちの『助けて』という叫び声に胸が締め付けられる。ロシアはすぐに撤退するべき」と話した。
参加した80代の女性は「独断で戦争を始める恐ろしさを知った。年を取って大変だが頑張って訴えていく」と話した。