ほんのり漂う桜の香りの新商品菓子「さくらバウムクーヘン」 上越市の山川製菓店で春限定で発売中

新潟県上越市中央3の「山川製菓店」は桜の名所、上越市にちなんだ新たな菓子「さくらバウムクーヘン」の販売を始めた。上越産米粉入りで、桜の花と葉をイメージした春らしい見た目のバウムクーヘン。これから始まる花見シーズンにぴったりの新商品だ。

上越の資源を生かして上越ならではの“売れる産品"を地域一丸となって作り上げようと、上越市内の店舗や同市ものづくり振興センターが取り組んでいる「上越ならではの新名物」の1つとして誕生した。当初は4〜6月の春限定販売を予定していたが、「上越ならではの新名物」のパンフレットを見た人たちから早めの販売を求める声が届き、今年2月から店頭で販売を開始。同店の常連や春を待ちこがれる人らを中心に、売れ行きも好調だという。

桜をイメージした春限定の「さくらバウムクーヘン」
さくらバウムクーヘン

商品は生地の甘さに加え、ほんのり漂う桜の香りと塩漬けの葉の塩気が絶妙にマッチ。生地には上越産米粉を使用した。ピンク色の生地には桜ペースト、グリーンの生地には刻んだ桜の葉の塩漬けを練り込み、それぞれを鉄板で7層で焼き上げ、上下に重ねた。生地の境目には同店特製のバタークリームをサンドし、味にコクをプラス。

同店の山川公一郎さんは「色や味は桜をイメージし、上越らしさを表現した。多くの方に食べてもらいたいし、進物にも利用してほしい」と話している。

売り切れ次第終了。予約も受け付ける。営業時間は午前8時30分から午後6時。不定休。025-543-2708

山川製菓店