今年は「ナイトイリュージョン」 アパリゾート上越妙高で6月から新イベント

アパホテル(本社・東京)が運営するアパリゾート上越妙高(新潟県妙高市)は2018年3月1日、7つのゾーンを巡りながら幻想的な体験ができる「ナイトイリュージョン2018 ~光と水と音のコラボ~(仮称)」を新たなナイトイベントとして導入することを発表した。昨年まで4年間にわたり実施したサマーイルミネーションに代わるもので、LEDや大型プロジェクター、レーザー機器などを使用して空間演出を行う。会期は6月20日から11月15日まで。

ミルキーウェイプラネタリウム演出
〇ミルキーウェイプラネタリウム演出

ナイトサファリ演出
〇ナイトサファリ演出

大型プロジェクターによる水面投影演出
〇大型プロジェクターによる水面投影演出

LED電球による宇宙空間演出
〇LED電球による宇宙空間演出

7つのゾーンで不思議体験

新イベントは昨年までのイルミネーションを担当した夜景評論家の丸々もとおさんがプロデュースする。「来場者に不思議な体験、幻想的な日常を体験してもらうため、さまざまな演出、手法を使って行う」とコンセプトを話す。

地上絵「光の双龍」があったゾーンには、行灯などを使って夜空に広がる星座を演出する「ミルキーウェイプラネタリウム」を導入。大型プロジェクターで湖面に映像を投影させたり、LED電球で宇宙空間を表現するゾーンもある。光と音響で夜の猛獣を演出する「ナイトサファリ」も登場する。

丸々さんは「ゾーンごとに顔が違う、いい意味での違和感の連続。7つあるゾーンとゾーンの間にタイムトンネルを作り、音の演出でワープ感を出したい」と話している。

広さは過去最大規模に

アパグループを率いる元谷一志社長は、「今年から3年かけ、地域に根ざした世界レベルの新イベントにしたい。雪解け後から工事に入り、初年度は25万人の来場を目指す」と話す。

広さはこれまでの約7万haを上回る “過去最大規模” で、全エリアを巡る時間は、90分程度を想定している。入場料は昨年と同額程度になる見込み。

アパリゾート上越妙高