新潟地方気象台は2018年3月1日、新潟県を含む北陸地方の今冬(12月~2月)の天候をまとめ、データとともに発表した。今冬の天候の特徴を「3年ぶりの寒冬。冬型の気圧配置となることが多く、低温・多雪だった」と総括した。
このうち、上越市高田の今冬の天候は次の通り。
平年より平均気温が0.9度低く、寒かった
上越市高田では冬3か月の平均気温が2.4度で、平年より0.9度低かった。最低気温が0度未満の「冬日」が平年(44.2日)を上回る51日あった。最高気温が0度未満の「真冬日」は、1月12日と25日の2日(平年1.0日)あった。
冬日は1月22日から2月14日まで24日連続となった。冬日が20日以上続いたのは2008年2月6日~29日の連続24日以来、10年ぶり。
今冬、最低気温が最も低かったのは1月15日の氷点下6.8度だった。
最深積雪は129cmで、平年比107%
上越市高田では、冬3か月の降雪量の合計は556cmで、平年比104%だった。最深積雪は2月13日に記録した129cmで、平年比107%。降水量は998.5mmで、平年比90%だった。
1月12日の降雪は観測史上9位
1月12日には、上越市高田で1日の降雪量が81cmに達し、1月としては観測史上9位となった。