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雪下ろしいつやれば? タイミング分かる「雪おろシグナル」運用スタート

6か月前

新潟県など豪雪地の住民にとって冬場の最大の重労働である屋根の雪下ろしの適切なタイミングが分かるシステム「雪おろシグナル」が、新潟県のホームページ上で公開されている。時間の経過とともに増す屋根雪の重量を地図上に色別で示すことで、積雪の深さだけでは分からない雪下ろしの適切な実施時期が判断でき、屋根雪による住宅や空き家の倒壊防止などに役立つ。全国で初めての運用となる。

雪おろシグナルの表示画面(上越市付近)
雪おろシグナル

「雪おろシグナル」は、国立研究開発法人防災科学研究所(茨城県つくば市)と新潟大学、京都大学が共同開発した。

一般的に屋根の雪下ろしの基準は積雪深1m以上とされているが、降り積もった当初は軽い雪でも、時間の経過とともに固く締まり重みが増す。降ってから3〜4日程度の新雪の重量は、深さ1mで1平方mあたり30〜150kgと雪下ろしの必要はないが、一定期間経過し雪が溶け水分を含みざらめ雪状になると、1平方mあたり300〜500kgに達し雪下ろしをしなければならない。

同システムは、気象庁や自治体、国土交通省、各研究機関が計測した県内140地点の積雪深と気象観測データを組み合わせ、各地点の積雪重量を推定し分布図に示す。雪下ろし実施の目安となる1平方mあたり300〜500kgは黄色、500〜700kgはオレンジ、屋根雪の重みで建物が倒壊する恐れがある700〜1000kgは赤、と危険度レベルを7段階の色で表示している。情報は6時間おきに1日4回更新される。

最大過去30日間までさかのぼって確認できるほか、地域ごとに現在の積雪量や雪下ろしを実施した日以降に積もった雪の量から現在の積雪重量を確認できる機能もある。スマートフォンにも対応している。

◇雪おろシグナル https://gisapps.bosai.go.jp/seppyo/snow-weight-niigata/