北陸地方に春一番 上越市は最高気温14度の予報

新潟地方気象台は2021年2月20日、新潟県を含む北陸地方で、「春一番」が吹いたと発表した。昨年より4日遅い。20日は次第に南よりの風が強まるため、上越市には夕方頃までの強風注意報が出ているほか、日中の最高気温は同市高田で14度に上ると予想されている。

高田城址公園では朝から園内を散策する人の姿も見られた(20日午前9時前)
春一番2

春一番とは、冬から春に変わる立春から春分までの間に、初めて吹く暖かい南よりの強い風のこと。同気象台によると、日本海北部の前線を伴った低気圧が発達しながら東に進んでいたため、北陸地方では南よりのやや強い風が吹いた。

同日、高田城址公園では朝から園内を散策したり写真撮影をしたりする人達の姿も見られた。

高田城や極楽橋などを撮影していた同市仲町6の男性(80)は「あまりにも良い天気なので撮影しないのはもったいない。屋根に雪がのった高田城は青空に映えますね」と話していた。