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「世界で活躍したい」 上越市の山澤礼明さんがシルク・ドゥ・ソレイユに

9か月前

世界最高峰のサーカスエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の日本公演「トーテム」に、新潟県上越市在住で、レインボージムナスティックス大潟所属の山澤礼明(ひろあき)さん(29)=写真=の出演が決まった。来年1月4日に日本を発ち、カナダで約1か月間トレーニングを積んだ後、来年2月から始まる福岡公演に3月から合流予定。山澤さんは「コミュニケーションなど不安もあるが、楽しみが大きい。ワクワクしますね」と目を輝かせている。

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山澤さんは栃木県出身。10歳から器械体操をはじめた。シルク・ドゥ・ソレイユに憧れ、2009年、大学4年の時に東京で開催されたオーディションを受けた。この時、合格連絡を受けたものの、出演交渉はなかった。その後、自身で器械体操を続けながら子供の体操指導員を務めてきた。

シルク・ドゥ・ソレイユへの夢を諦めきれない山澤さんは体操専用施設として全国でも有名な「大潟体操アリーナ」(同市大潟区)を知人から紹介してもらい、さらなるレベルアップを目指し、同市に移住。上越では体操を続ける一方、パーソナルトレーニングジムも開業した。

2014年9月、ラスベガスオーディションを受験。体操以外にダンスや表現力、表情など審査は2日間で多岐に渡った。「やりきった感じはあった」と山澤さん。そして2度目の挑戦も見事合格した。

しかし、「合格しても連絡がこない。何もしなくては始まらないと思ったんです」。山澤さんが直接シルク・ドゥ・ソレイユに出演依頼をした結果、2016年2月から東京を皮切りに開幕した日本公演(〜2017年5月)に年明けから出演できることとなった。「パフォーマーとしては年齢が高く、諦めかけていた。運が良く、タイミングがちょうど合いましたね」。

山澤さんは鉄棒とトランポリンの技を組み合わせた、スピーディでダイナミックな演目「カラペース」に出演する予定だ。

来年1月からカナダで行われるトレーニングに参加するが「(シルクの)期待に応えられない場合、ここで切られるかもしれない。シルクを目指して体操を続けてきた。行くからには必ずステージに立ちたい」。今回の出演のために自ら開業したジムを28日に閉鎖した。現在は自身が出演する演目を想定した実技練習を積むほか、筋トレも欠かさない。家族や多くの仲間たち、会員らが送る声援に「皆さんの期待に応えたいし、日本で終わらず、世界でも活躍したい」と意気込んでいる。