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回顧2016年 上越タウンジャーナル記者トーク(4)

7か月前

今年1年を振り返る記者トークの前日からの続きです。(記事中で色の変わった文字をクリックすると、その記事が別ウインドウで開きます)

パクリ記事と地域メディア

江口 今年はインターネットのいわゆる「まとめサイト」やキュレーションサイトによる「パクリ」が問題となった。盗用が疑われる記事や出所不明で許諾のない画像の掲載などが多数あったとして大手のDeNAは10サイトで全記事の公開を停止した。

川村 タウンジャーナルの記事もいろいろなところに転載(引用ではなく無断転載)されていて何とかしたいが、たくさんあって対応しきれないのが正直なところ。そんな中、10月に上越地域を代表する地域紙「上越タイムス」がタウンジャーナルの記事にそっくりな記事を掲載し、紙面で「おわび」するということがあった。

江口 わたしが書いた記事で、いつものように朝起きて、上越タイムスを読んでいたら、自分が前日に書いた記事が掲載されていると勘違いするくらいそっくりな記事で驚いた。おわびの社告では「構成と表現が酷似した」と言っているけど、事実上盗用と言っていいと思う。余談だが、社としておわびの社告を掲載したにもかかわらず、今も公式サイトに堂々と盗用した記事を掲載したままなのはとても疑問だ。

川村 上越タイムスは8月末に1面トップに4年前の記事のコピペ掲載するという前代未聞の大間違いをしたばかりだった。上越地域の報道機関と言えば、今年は上越タイムスも上越ケーブルビジョン(JCV)が相次いで、ニュースサイト、情報サイトを新たに立ち上げた。

江口 上越タイムスの方は、新聞社のオーソドックスというか王道的なニュースサイトで、来年2月以降は有料会員制になるそうだ。有料会員制というやり方も多くの全国紙、地方紙と同じ路線だ。一方JCVは、新聞社的なニュースサイトに比べて情報サイト的な色彩が強く、得意とする動画コンテンツが特徴的だ。特に素晴らしいのは、放送したニュースをYouTubeにアップしている点。まだ一部だが、こういう取り組みはまさにユーザー目線で、本当にありがたい。どんどん進めてほしい。

川村 ネット上に地元の情報が増えるのは喜ばしいことだが、我々にとっては競争相手となる。ますます独自性が求められていくことになるので、気を引き締めて取り組まねば。

(2016年記者トークおわり)

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