2019年5月9日午後4時半頃、長野市の茶臼山動物園から獣医師が招かれ、木に登ったクマを消防のはしご車から上から麻酔銃で撃ち捕獲した=写真=。
上越市などによると2019年5月9日朝から、同市西城町など高田地区の市街地にクマが出没し、午前9時40分現在、西城町3の住宅の敷地内に逃げ込み、市や警察、消防、猟友会など関係機関が捕獲に向けて対応している。周辺には学校や幼稚園、保育園もあり、市や警察などでは周辺住民に注意を呼びかけている。正午前にクマは住宅敷地内にある杉の木に登っていた。
午前5時45分頃、大貫2で体長70cmほどのクマ1頭を目撃したとの通報があり、午前7時過ぎに上越警察署員が西城町3の路上で体長70cmほどのクマが歩いているの発見した。警察や市、消防などで追跡したところ、青田川沿いにある西城町3の住宅の敷地内に逃げ込んだ。
現場は本町商店街東側の住宅地で、近くには大手町小、大町小のほか、カトリック天使幼稚園、マリア愛児園などもある。近くの女性は「こんな街なかにクマが出るとはびっくり。怖い」と話していた。
市内では7日から、五智や上昭和町などで子グマの目撃したという情報が市などに寄せられている。