地元産そば粉を使ったボリューム満点ガレット フルサット内「すヰーつねこじ」に登場

新潟県の上越妙高駅西口のコンテナ複合商業施設「フルサット」のクレープ店「すヰーつねこじ」にこのほど、平日のランチタイム限定で「ガレットランチ」が登場した。上越ではまだあまり馴染みのないガレットが食べられるとあり、口コミやSNSで人気が広がっている。

同店は常時30種類以上のクレープをはじめ、アイスクリームを味わえる店。スイーツ店のイメージが強いものの、ホットドッグ(450円〜)、ランチタイムにはホットサンドのワンプレート(750円〜)など軽食も人気がある。

今回登場したガレットはランチセットで提供。生地には上越市産のそば粉100%を使用。同店の城戸奈美江さんによるとガレットは昨年11月から裏メニューとして出していたが、その噂を聞きつけたお客らが注文することとなり、通常メニューに “仲間入り" した。 現在は定番の「ハム、タマゴ、チーズ」(1180円)をはじめ、「スモークサーモン、アスパラ、トマト、チーズ」(1480円)、「季節のおすすめ」(同)の3種類を揃える。それぞれサラダとドリンク付き。

手前は定番の「ハム、タマゴ、チーズ」。奥は季節のおすすめガレット
ガレットたて

城戸さんは「ガレットとクレープは似ていても全く違うもの。クレープ生地はサラサラしているが、ガレットの生地は粘り気もある。作るための道具も違うんです」。 いくつものガレット専門店に通い、研究を重ねてようやく自分の求めた味が完成したという。生地にもこだわり、「本場フランスのものはガリガリした生地だが、(ねこじのものは)ご飯やおもちを好む上越の人に合わせ、もっちりとカリカリ食感を楽しめる生地に仕上げました」と話す。

定番の「ハム、タマゴ、チーズ」は幅広い世代に好まれる組み合わせ。生地からはそばの香りもほんのり漂うほか、こだわりの生地にチーズ、半熟卵をたっぷり絡めて食べることでまた違った味わいを楽しめる。 城戸さんは「みなさんに食べてもらうことで、ガレットのおいしさを知ってもらいたい」と話している。

営業時間は午前10時から午後6時。ガレット提供時間は平日午前11時から午後3時。定休日は火曜。電話025-520-7872。

フルサット