新井頸南広域行政組合は2015年8月19日、同組合が設置している新潟県妙高市高柳の温浴施設「ほっとランド」の男性用浴槽からレジオネラ菌が検出されたと発表した。同施設は18〜27日までの10日間、営業を自粛する。19日現在、利用者からの健康被害の報告はないという。
発表によると、検査は今月6日に上越環境科学センターが実施。採水、培養検査の結果、レジオネラ菌が検出され、18日午後1時34分に同センターからファクスで連絡を受けた。上越保健所の指導のもと、同日午後4時から営業自粛した。
同施設では年に6回、水質検査を行っており、前回の6月の検査時にはレジオネラ菌は検出されなかった。
今後は原因究明と浴槽と設備などの洗浄、消毒を実施。営業開始は再発防止対策を行い、再検査の結果を見て検討するという。