妙高市内で警察かたる不審電話2件 特殊詐欺の前兆も

妙高警察署によると2023年1月12日、妙高市内の一般家庭に、警察をかたる者から特殊詐欺の前兆と思われる不審電話が2件あった。今後も市内などで同様の電話がかかってくる可能性があるとして、注意を呼び掛けている。

同署によると、電話はそれぞれ70代と80代の女性が受けた。警察をかたるのはいずれも男の声で、「キャッシュカードで金が引き出されている。どこの銀行を使っていますか」と利用する金融機関名を聞き出そうとしたものと、「変な電話がきませんでしたか」と話し、家族構成や外出の頻度を聞き出そうとしたものだったという。2件とも不審に思って電話を切り、同署に相談するなどして被害はなかった。

同署では「電話でお金の話が出たら特殊詐欺を疑って。不審な電話や訪問者には取り合わず、すぐに警察に情報提供してほしい」と呼び掛けている。