新潟県福祉保健部は2023年1月12日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。流行期となるのは2020年以来約3年ぶりで、新型コロナウイルスの流行以降では初めて。
県によると、1月2〜8日に定点観測した1医療機関あたりの発生数値が全県で2.33となり、流行期入りの目安となる1を超えた。前の週は0.43だった。保健所別では、佐渡が10、新潟市と糸魚川が3.33と高く、上越保健所管内は0.9となっている。
県は「インフルエンザと新型コロナは症状が似ていることから感染が疑われるような体調の変化を感じたら、県のホームページを参考に適切な相談や受診を検討してほしい」としている。