壮大な眺め!糸魚川市のツツジ園で見ごろ

糸魚川市の観光名所、同市一の宮の「月華山(げっかざん)かねこつつじ園」で、白と赤のツツジが見ごろを迎えています。

ツツジは先代の金子鶴松さんが、終戦直前の1945年ごろに自宅の裏山に3500株を植えたもので、現在は2代目の金子和夫さんが管理しています。

今年は低温の影響で、開花が1週間ほど遅れましたが、花のつき方は平年並みになりました。

白色のツツジは平戸ツツジで、紫色の種類は大ムラサキツツジです。

園主の金子一夫さん

ツツジが咲く山は高低差が30メートルあり、山の頂上からはツツジを眺めながら糸魚川の市街地を一望できます。

つつじ園は糸魚川市の観光名所になり、全国各地から観光客が訪れます。昨年は約1万2000人がツツジを鑑賞しました。

観光客が多くなり、違法駐車で近所に迷惑がかかるからと、金子さんは3年前に自宅近くの田んぼをつぶし30台分の駐車場にしました。昨年は東屋を建設し、今年は「月華山 かねこつつじ園」と書かれた高さ4メートルの標柱を作りました。