上越ウィング「上越の湯」19日に再オープン

2月19日に再オープンする上越の湯

2010年12月26日に惜しまれて閉店した上越ウイングマーケット内の温泉施設「割烹温泉 上越の湯」(上越市富岡)が、地元資本による経営に変わり2011年2月19日午前11時に再オープンする。

新しく経営するのは、糸魚川市木浦に本社を置く「汐路グループ」(山田勝利社長)。上越市にある「アーフランシェル クィーンズコート」などの結婚式場や、飲食店、食品製造工場などを展開している。現地での運営は同グループの有限会社エイト(山田真砂美社長)が行う。

これまでは北海道札幌市に本社があるグルメボーイが経営していたが、北海道に展開していた3施設の経営悪化の影響を受け、上越の湯も閉店に追い込まれた。

再出発する上越の湯は、施設名や施設をそのまま継承し、従業員も一部引き継ぐ。料金はこれまでフェイスタオルやバスタオル、浴衣を含み1680円だったが、新料金はフェイスタオル付きで1100円となる。ポイントカードを発行し、20ポイントで入浴が1回無料になる。24時間営業だが、月に1度の休館日を設ける予定。

上越の湯の大浴場

全面畳敷きになった休憩室

浴室などは全面的にクリーニングしたほか、160畳の休憩コーナーには畳を敷いた。また、館内は禁煙とし喫煙コーナーを設けた。

店名が変わり一新した飲食店

飲食店は、同グループのノウハウを生かし、焼肉店が「きらく」に、和食店が「汐路」に変わる。寿司店のオープンは未定。いずれも年中無休となる。

電話、tel:025-526-1126