副市長4人制の12月議会提案を断念 中川上越市長の目玉公約

新潟県上越市の中川幹太市長は2022年11月10日までに、自身の目玉公約である副市長4人制について、今月末に開会する市議会12月定例会への提案を断念した。

中川市長は副市長4人制について、公約を実現するために不可欠な制度としており、昨年12月の市議会に副市長の定数を現在の2人から4人に増やす条例改正案を提案したが、賛成少数で否決された。

市はこれまで市議会12月定例会に再度提案する方針を示していた。本年度は人事改革プロジェクトで市役所組織全体のあり方を検討し、議会に説明してきたが、提案しても可決される見通しがないことから断念したとみられる。

中川市長は11日に記者会見して、断念の理由などを明らかにする。

関連記事