上越信金の新店舗が「はれまち土橋」に来夏開設 春日支店と城北支店を統合

上越信用金庫は来年8月上旬をめどに、春日支店(新潟県上越市新光町2)と城北支店(同東本町3)を統合し、同市土橋のニュータウン「はれまち土橋」内にはれまち支店(仮称)を開設する。2022年9月5日、新店舗の建設予定地で工事の無事を祈る安全祈願祭が開かれ、関係者約25人が出席した。

はれまち支店(仮)の完成予定図(田中産業提供)

春日支店と城北支店がいずれも築50年以上経過し建物の老朽化が進んでいたことや、駐車場が狭く利用者に不便をかけていたことなどから統合移転に至った。

新店舗は、鉄骨2階建て、延べ床面積は約632平方m、敷地面積は約1904平方m。市民プラザ西側に建設予定で、利用者用の駐車場は車いす専用1台を含む25台分を確保する。中小企業や起業したい人からの相談にワンストップで対応する「相談プラザ(仮称)」を上越信金として初めて併設する予定だ。

市民プラザ西側の新店舗建設予定地

安全祈願祭には工事を担う田中産業や、はれまち土橋の業務代行者、Jマテ.ランドコムなどの関係者が出席し、神事が執り行われた。

あいさつに立った上越信金の大堀芳和理事長は「上越市のほぼ中心地への出店になるため、取引先や地域の方々からのさまざまな相談に十分な時間が確保され、ワンストップでの相談を目指した相談プラザの併設で今まで以上に地域に貢献できる支店にしたい」と述べた。

関係者約25人が集まった安全祈願祭

はれまち土橋は、2018年から土橋第2地区土地区画整理事業で整備されている、住宅地や商業施設、医療施設などからなるニュータウンで、現在宅地分譲が進むほか商業施設が建設予定となっている。

◇はれまち土橋 https://hare-machi.com/

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