新潟県は2022年8月30日、上越市の68人、妙高市の12人の計80人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。重症ではない。県内全体は1401人だった。県によると上越保健所管内で新たな集団感染は確認されなかった。
BA.5対策強化宣言を9月末まで延長
県は30日、新型コロナ対策本部会議を開き、今月31日までを期限としていた「BA.5対策強化宣言」について、「高齢者等の命と健康を守るBA.5対策強化宣言」と名称を変更し、宣言期間を9月30日まで延長する。
県民には高齢者や基礎疾患を有する人、同居する家族等は感染リスクの高い行動を控えることや、発熱外来受診の前に、抗原定性検査キット配布事業・陽性者登録センターを活用すること、積極的なワクチン接種(特に高齢者と子供)などを呼び掛ける。事業者へは引き続き、在宅勤務(テレワーク)等の推進や高齢者施設、学校などの感染対策徹底、飲食店は十分な換気、座席間隔の確保などを呼び掛ける。
新井中学校は8人が感染
妙高市教育委員会は30日、園名非公表の保育園園児1人、校名非公表の小学校児童2人、中学校生徒1人のほか、新井中学校の生徒8人の感染を発表した。新井中は一部の学年を31日まで学年閉鎖、一部のクラスを9月1日まで学級閉鎖する。
上越高校は9月2日まで臨時休業
上越市寺町3の上越高校は30日、校内で感染が拡大しているため、9月2日まで臨時休業すると発表した。
上越、妙高両警察署は職員1人ずつ
新潟県警は30日、上越署と妙高署の職員1人ずつの感染を発表した。