上越海上保安署によると2022年7月27日午前4時50分、新潟県上越市春日新田4のマリーナ上越からプレジャーモーターボートで釣りに出ていた長岡市在住の会社員男性(43)から「関川河口を出たところでエンジンが止まって、掛からなくなった」という通報があった。同署の巡視船「たつぎり」搭載艇が午前7時58分、出発地のマリーナ上越までえい航救助した。男性と同乗していた長岡市在住の20代男性にけがはなかった。
同署によると、2人は同日午前4時30分頃出港し、関川河口から約430m沖合で釣りの準備をしていたところエンジンが停止。何度か始動を試みるもエンジンから煙が出てきたため、始動するのをやめて救助を要請した。
同署では「釣りのシーズン始めには点検やメンテナンスを行って、出港前にも必ず点検してほしい」と注意を呼び掛けている。