昭和初期の洋風建築で地酒イベント 23日に高田まちかど交流館で「酒らぼ 酔ってきナイト」

新潟県上越市と妙高市の酒屋10店が共同運営する「酒らぼ」は、2018年6月23日に上越市本町3の「高田まちかど交流館(旧第四銀行高田支店)」で地酒の試飲イベント「酒らぼ 酔ってきナイト2018」を開催する。昭和初期に建てられたモダンな鉄筋コンクリート造りの建物内で、イベント用限定酒をはじめ2つの蔵元の12種類の地酒が試飲できるほか、日本酒の新しい味わい方を体験するミニワークショップも開かれる。時間は午後4時から同9時まで(ラストオーダー午後8時)。

会場となる「高田まちかど交流館」は昭和初期の洋風建築
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12種類の地酒が試飲できる
1.)試飲酒全12種類@酔ってきナイト

「酒らぼ」は、20代から50代の酒店店主が集まり、2010年に立ち上げた任意団体。酒に関する情報交換や勉強会に始まり、2015年からはオリジナル日本酒を地元酒蔵と共同開発し販売している。イベントは、オリジナル日本酒の「シダーカスク」の醸造元、妙高市の鮎正宗酒造と「ピルエット」の千代の光酒造の2つの蔵の酒を堪能してもらおうと、初めて開催する。

試飲酒は、鮎正宗酒造は杉樽で数週間寝かせ木の香りがする純米酒「鮎正宗シダーカスク」をはじめ、「鮎正宗 夏の純米たかね錦」「大吟醸 鮎」など6種類。千代の光酒造は、遠心分離機を使って搾り出した純米大吟醸「ピルエット」ほか、同イベント限定の純米吟醸酒「酔ってきナイト用ニゴリ生」「純米吟醸プロトタイプ」など6種類。気に入った銘柄は一部を除き購入できる。

2つの蔵の蔵人によるミニワークショップは、鮎正宗のスパークリング日本酒をアイスクリームにかけスイーツと日本酒の相性を確かめたり、千代の光の蔵元仕込み水で炭酸水を作り日本酒の炭酸水割りを味わったりする。

「酒らぼ 酔ってきナイト2018」のちらし
酒らぼチラシ

イベント参加は、1枚で1杯が試飲できるチケットを購入する。ミニワークショップもチケット1枚が必要。料金は5枚つづりで1000円(前売りは6枚つづり)。数種類のつまみを盛り合わせたつまみプレート(有料)もある。入退場自由。

前売りチケットは酒らぼを運営する10店の酒屋で販売している。10店は、酒の店いしかわ(南本町3)、 地酒の店かじや(三和区下中)、立原酒店(栄町)、ほていや酒店(西城町2)、増井酒店(西本町3エルマール内)、松井酒舗 (南本町1)、三上酒店(東城町3)、八木酒舗(北本町2)、 横川酒店 (春日新田1)、やまぎし酒店(妙高市諏訪町1)。

事務局の飯島達徳さんは「酒らぼが企画する初めてのイベント。メンバーや蔵人と日本酒に関する話もできるので、ぜひ、ご来場ください」と話している。

問い合わせは、ほていや酒店 025-524-3837。酒らぼホームページhttps://sakelab.net/