上越市が直江津駅前の3300m²を購入 中心市街地活性化に民間施設を公募へ

新潟県上越市は直江津駅前の日本たばこ産業(JT)上越営業所跡地を購入し、直江津の中心市街地活性化に資する民間施設を公募する。土地の一部は直江津学びの交流館の駐車場としても活用する。

直江津駅前のJT上越営業所跡地
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市が購入するのは昨年3月に撤退した同市西本町1のJT上越営業所跡地3322平方m。駅と直江津学びの交流館の間に位置する。市は本年度の当初予算に土地購入費として1億5100万円を計上しており、今月中に土地を取得する予定。旧上越営業所の建物はJTが9月末までに撤去し更地にする。

公募する民間の事業者は、市から土地を購入または賃借し、にぎわい創出や住環境形成、地域活性化などに資する施設を運営する。商業施設やマンション、医療機関、金融機関、イベント広場などを想定している。事業者の公募は7月中に開始。専門家や行政などから審査会を設置し、11月には事業者を決定。2020年4月の民間施設開業を目指している。

また、10月には直江津学びの交流館側の土地の一部を20台程度同館の駐車場として暫定利用を開始する予定。