「戦国ご当地グルメ大合戦!!」が開幕投票で “天下統一” 争う

第93回謙信公祭に合わせ、「戦国ご当地グルメ大合戦!!」が2018年8月25日、新潟県上越市の春日山駅前の市役所春日野駐車場で始まった。全国から過去最多の32ブースが出店し、食べた客の投票で “天下統一” を争っている。最終日8月26日の開催時間は午前10時〜午後4時。投票は午後2時まで。

暑さの中、行列を作ってご当地グルメを買い求める市民ら

初日は、正午前に最高気温34.4度を記録する猛烈な暑さに見舞われた。かき氷ブースの前には長い行列ができたものの、暑さのためか他は昨年よりも少なめ。日陰を求めて休憩用テントはほぼ満席が続いた。

3年連続1位を狙う一印かまぼこ屋（糸魚川市）の「かまぼこメンチ」のブースでは、「暑いのは毎年のこと。今はかき氷が売れているが、その後はこちらに流れてくる。これからに期待したい」と話していた。

昨年2位の「粉雪スイーツ」（石川県）、同３位の「もちもちポテト」（新潟市）、国際ご当地グランプリの常連「柏崎鯛茶漬け」（柏崎市）は今回も人気を集める。また、駿河湾名物の「おこたま」（静岡県）、全国区で人気を集める「富士宮やきそば」（静岡県）、仙台名物「牛タン串」（宮城県）、日本初のハンバーガーとして知られる「佐世保バーガー」（長崎県）、カリッと香ばしい「大分からあげ」（大分県）などの全国各地の有名グルメも集結している。

牛タン串とかまぼこメンチに投票した上越市浦川原区の小学6年生（11）は「牛タンは肉が柔らかかった。かまぼこメンチはすごくおいしい」と話していた。

上越のほか、山梨、山形、長野、宮城から参上した武将隊のステージも繰り広げられた