岩の原葡萄園に待望のレストラン 「金石の音」 5月20日オープン

約1年半にわたり休業していた新潟県上越市北方のワイナリー、岩の原葡萄園内のレストランが「金石の音きんせきのね」として2016年5月20日、オープンする。レストランは上越地域で複数のレストランを営む株式会社シャトー・イグレック(湯沢雅彦社長)が運営する。

岩の原葡萄園内にオープンするレストラン「金石の音」
レストラン

レストランは、ワインショップがある川上善兵衛記念館2階にあり、広さは厨房を含め約130平方m、席数は42席。ワインを意識したメニュー構成で、くびき牛や甘エビ、ブドウの新芽などの地元素材や、ふきみそなどの和素材を取り入れたフランス料理が楽しめる。ステーキは、ブドウの木を燃やした炎で焼く「薪火焼き」が特徴。

ランチタイム(午前11時~午後2時30分)は、前菜盛り合わせ、主菜、デザート、パン、コーヒーのコース料理のみ。ステーキやスパゲッティーなどの主菜によって料金が異なり、2500円~4000円。ディナー(午後5~9時)はシェフお薦めコース(5000円)のみで、前日までの予約制(4人以上)。カフェタイム(午後2時30分~5時)もある。

レストランについて話す湯沢社長
湯沢社長

湯沢社長は、1996年から20年間、同市春日山町3で「レストラン・オーパ」を運営していたが、借地契約が満了したため、今年4月末で閉店していた。休業していたレストランを引き継ぐことについて「北陸新幹線の開業で岩の原葡萄園を訪れる観光客が増えている。ここに来なければ食べられない料理を軸に提供していきたい」と話している。

店名の「金石の音」は、川上善兵衛が同葡萄園を創業した際、勝海舟から贈られた激励の詩から取った。

電話025-520-9002。

岩の原葡萄園