上越地方は、南北に長い新潟県の南に位置していて、上越市は県内では県都新潟市、中越地方の長岡市に次ぐ第三の都市です。
上越市から県庁所在地の新潟市までは約110kmと離れています。一方で、長野市は上越市から南に約56kmで、富山市は西に約104kmと、実はお隣りの県庁所在地の方が近いのです。長野市も富山市も昨年開業した北陸新幹線の沿線で、上越妙高駅からいずれも1時間以内です。
また、新潟市を中心とした下越地方の偏重を指す「蒲原政治」という言葉もあり、下越地方と上越地方は、政治的・経済的な利害関係も複雑に異なっています。
こうしたことから上越市では、長野県などとの合併が、道州制の議論の際に限らず、巷でもたびたび人々の口にのぼります。道州制に関しては、「上越市を北信越の州都に」といった議論もあります。
道州制がどうなるかは定かではないので、現状の47都道府県の枠組みを前提とした場合、上越市は新潟県から離脱して長野県や富山県に行くのか、あるいは今のまま新潟県に留まるのか、どちらがいいでしょうか。
あくまで「もし…」の話ですが、みなさんはどう考えますか?
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